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テクニカル修理サービス 日本人スタッフの日記
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現地:ソチ ロシア連邦 3月8日(土) | ![]() ![]() |
日本人選手の活躍を間近で!。狩野選手、金メダルおめでとうございます。
今日はアルペンスキー会場の「ROSA KHUTOR Alpine Center」へ。ここにも、小さいペアブースを設け、緊急対応ができるようになっています。
ROSA KHUTOR Alpine Center の場所はここ
朝7時。ホテル前の気温は9℃。
ゴンドラに乗って、雪道を歩き、また別のリフトに乗って、スキー会場へ。
各国のチームがスキーやボードのチューンをする部屋が集まる「ワックスセンター」。ワックスの選択が勝敗を左右するので、当然秘密部屋。個室です。
奇遇にも日本チームの部屋の隣がオットーボックのリペアブース。
スタンドは結構、人でいっぱいです。
今日はまともな修理が1つもなく、幸運にも日本人選手の活躍を間近で見ることができました。
狩野選手、金メダルおめでとうございます。
以前は、「ソチのコースは硬くて弾かれやすい」と聞いていましたが、今は「柔らかすぎてエッジが効かない」「横に流れ出したら止められない」という状況のようです。
コース上の雪はこんな感じです。氷のツブツブ。
見ていると、多くの選手が転倒していましたが、
その中で安定した力を発揮できるのはさすがとしか言えません。
オットーボックの新製品「ProCurve」を装着したドイツの選手と遭遇。
テストライダーも兼ねていたとの事。
パラリンピックでのスノーボード種目は今大会から。今後の展開に期待。
彼なりの工夫で、体重移動を容易にするためにヒール(かかと)側を少し高くして、ダンパーの調整も色々考えているようです。ブーツやウェアともカラーが合っていて、かなり格好いい。
今日は夕方までアルペンスキー会場にいる予定でしたが、日本からのゲストの方に応じるため、選手村のリペアブースに急遽戻ることになりました。
400mハードルの日本記録保持者 為末 大 氏です。
NHKで放映するパラリンピックの特集番組の取材でソチに入っており、選手や大会をサポートする、オットーボックのリペアブースに興味を持たれたようです。
競技やアスリートの話、素材や道具の話など、色々と話をすることができました。
夕方、リペアブースのシフト終了。今度は再び海側の「コースタルクラスター」へ移動。
オットーボック主催のレセプションパーティーに出席しました。
アスリートではなく、大会関係者が対象なのですが、2020年を見据えて東京オリンピック/パラリンピックの関係者も招待されているため、私も同席することに。
「コースタルクラスター」見た「マウンテンクラスター」。山から下りてきたって感じです。
パーティーは、大会関係者の宿泊先になっている「パラリンピックファミリーホテル」で開催。
昨日、開会式でもスピーチを行ったIPC会長のクレバン卿が冒頭で挨拶。
パラリンピックに対する「パッション」を語ります。
続いて、大会組織委員長のドミートリイ・チェルヌィシェンコ氏。
ソチのオリンピック/パラリンピックの組織委員会や東京からのお客様など、日本からは20名以上が参加して頂きました。東京大会が、パラリンピックの飛躍点になればいいなと強く感じました。
パーティー終了。
そしてまた山へ戻りました。
明日は再び選手村のリペアブースへ。
オットーボックは、ソチ2114パラリンピック冬季大会の公式の修理サービスプロバイダーとして義肢、装具、車いすの修理サービスを提供しています。
#Sochi2014 #Ottobock #PassionForParalympics
オットーボック・ジャパン(株) プロダクトスぺシャリスト:中島 浩貴