日本人スタッフの日記 (ソチ パラリンピック)
 

テクニカル修理サービス 日本人スタッフの日記

 

   前日     現地:ソチ ロシア連邦 3月15日(土) 翌日  

 

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  バイアスロン、リレー競技、シットスキー...
  ロシアチームが圧倒的な力、 連日の活躍を聞きつけて応援もかなりの迫力 !

 

Paralympic_photo今日は最初で最後のクロスカントリースキー/バイアスロンの会場へ。
実際やったことはないけど好きで憧れる種目。特にバイアスロン。雪上をスキーで駆け回って、上がった息を沈めて正確な射撃を競う。
雪国に活きる人々の生活をそのまま競技にしたような、シンプルで実用的なものなので。

 

ホテルのある街を挟んでアルペン会場とは反対側の方角の山奥へ。これまでとは違った山容が新鮮。

 

 

Paralympic_photoまだ競技開始には早いのに、同じ方向へ向かう観客が多数。みんな霧の中に消えていくのでやや怖い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Paralympic_photo「左へお曲がり下さい」と。
ロンドンでも多用されていたこの手持ちの看板は、かなり判りやすいしフレンドリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Paralympic_photo各国の選手がスキーをチューンするワックスキャビンの一番向こうがオットーボックの部屋。
かなり判りにくい! 実際迷いました。

 

 

 

 

 


 

 

Paralympic_photo今日の最初の修理はフランスの選手。「キャスター(前輪)がうまく回らないんだけど。」

 

キャスター内のシールドベアリングが傷んで、取付部のシャフトとの間にガタがきている。見たところ、かなり前から状態が悪いまま使っていた様子がわかる。しかも、当日持ち合わせの無かったサイズのベアリング。しかたなくベアリングのシールドを開けてグリスを充填し、一時的にでもガタを抑え、「あとで選手村のリペアブースにきてもらえれば、ベアリング交換するから」と伝えて終了。


フレームはアメリカの「Ti-lite」というメーカーのもので、フレームとしては最高級の製品。回転系のパーツにも気を使って欲しいと思うのがこちらの気持ち。日本製のシールドベアリングとか、回転が軽くなる低粘度のオイルとか、一度試してほしいなーと勝手に考えてしまいました。

 

 

Paralympic_photo今日はいろいろ事情が合って、選手用の食堂でランチを取ることになりました。
これまでのボランティア用の食堂と違って、色々メニューが選べるうえに、スタッフが一つ一つのメニューを説明してくれる。そして美味しい。今日は、ステーキ、キノコと野菜の炒物、ファルファッレ、ブロッコリーのスープを選択。

 

 


 

Paralympic_photoちなみに、昨日のボランティア用の食事がこちら。リンゴの大きさが、ふたまわりくらい違うのが笑えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Paralympic_photo今日のクロスカントリースキー会場は「リレー競技」。
カテゴリーの違う選手が国別にチームを組んでリレーするので、さまざまなスタイルを見ることができました。

 

 

 

 

 


 

 

Paralympic_photoシットスキーでも選手によって座り方が違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Paralympic_photo多くの選手が、ゴールの後に倒れこみしばらく動くことができません。
ごまかしの効かない、過酷な競技だということがわかります。

 

 

 

 

 

Paralympic_photo今大会は、ロシアチームが圧倒的な力を発揮し、表彰台を独占することもありました。
連日の活躍を聞きつけて、応援もかなりの迫力です。

 

 

 


 

 

 

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観戦しながら、ホイールブレードを発見。御愛用ありがとうございます。

 

オットーボック製品の「ホイールブレード Link

ホイールブレードは車いすのキャスターやバギーのキャスターなどに取り付けることで雪上移動の可能性を広げる小さなスキーです。

 

 

 

 

Paralympic_photo

リペアブースには、他のブースや関係者と連絡が取れるように携帯電話が置いてあります。めったに鳴らないその電話が鳴り、通訳ボランティアの女性がロシア語訛りの英語で話してくる。「パンクしているアスリートが居るのだが、そこまで行けないので来てくれないか」との事。行き先を尋ねると、クロスカントリースキーエリア専用の選手村で、バスを乗り継いで行かなくてはいけない。


こちらとしては、会場内から出られないと伝えるのだが、結局行くことに。
依頼主はベラルーシの女子選手でした。
ホテルの様な(というか、大会終了後はホテルになる)フロントの近くで、パンクの修理。

 

修理をしながら話していると、「今回は上手くいかなかったけど、メダルはたくさん持っている」と言う。詳しく聞くと、夏と冬の両方のパラリンピックで計6個のメダルを取っており、しかも車椅子を使う前は、陸上の1500m/5000mのベラルーシ記録保持者。

これだけの結果を持っている選手でも、パンク1つで自由に動くことが難しくなってしまう。
パンクの様に、修理自体は非常に簡単なものでも、使うユーザーにとっては、ただの「故障」では済まないインパクトなのだということを改めて実感。


 

Paralympic_photo

今日は選手村で17:00から取材の予定があり、シフトが終わる16:00にクロスカントリースキーの会場を出れば余裕で間に合うはずだったのが、まさにリペアブースのカギをかけたその時に、ロシアの選手が車椅子の修理を依頼してきた。詳しく見てみると意外と厄介な修理で、予想外に時間がかかる。

 

 

 

 


 

Paralympic_photoようやく終了して、大急ぎで選手村へ。
ゴンドラの乗替えで、歩くと30分くらいかかるところをひたすら走る。それでもやはり遅刻してしまいましたが、無事に取材開始。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとしたら、国営放送で放映されるかもしれません。

 


 

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オットーボック・ジャパン(株) プロダクトスぺシャリスト:中島 浩貴


 


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